草津温泉の「賽の河原」。ここでは「賽」ではなく「西」に
賽の河原
積みに積まれた小石の山とお地蔵さまにすがりつく幼児
子供の守り神なので、赤ちゃん姿のお地蔵さん
錫杖(しゃくじょう)と宝珠(ほうじゅ)www.geisya.or.jp
- この世とあの世の境に三途(ざんず)の川が流れています。ここの河原を「賽の河原」とよびます。
- 親に先立って死んだ子供は、親を悲しませる親不孝者です。
賽の河原で、罰を受けます。 - 子供は、うたいながら、石を積んで親のしあわせを祈ります。
「ひとつ積んでは父のため、二つ積んでは母のため…」
石を積んでも積んでも、鬼がくずし、子を責めさいなみます。
最後にはお地蔵さんが助けにあらわれます。 - お地蔵さんだけが、地獄に落ちた人をも救います。
六道という六つの世界を錫杖(しゃくじょう)をもって歩き続けます。
錫(すず)のようにシャリン、シャリンと音が鳴ります。
手の宝珠(ほうじゅ)でみんなの願いをかなえます。 - お地蔵さまは、正式には「地蔵菩薩」といいます。
菩薩(ぼさつ)であって、お釈迦様のような如来(にょらい)ではありません。
菩薩は、釈迦如来のような如来になるための修行中の者です。
修行のひとつに、「人助け」があります。
人々と共に歩むので、なじみがあります。
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